鋳鉄製ホイールとキャスタ

Blickle鋳鉄製ホイールは、硬度180～220 HBの堅牢なねずみ鋳鉄で作られています。耐摩耗性が非常に高く、転がり抵抗と旋回抵抗がほとんどありません。鋳鉄製ホイールにはグラファイトが含まれているため、自己潤滑性があります。ただし、特にプレーンベアリング仕様を使用する場合は、グリースニップルを使用して常に十分に潤滑する必要があります。表面圧力が比較的高いため、このホイールシリーズを傷付きやすい表面で使用する場合は注意が必要です。ホイールのシルバーコーティングは、高温で変色する場合がありますが、コーティングによる防食性には影響しません。標準の鋳鉄製ホイールは、最大120°Cの温度で使用できるように設計されています。プレーンベアリング付きの耐熱仕様は、最高600°Cの高温で使用できます。これらは通常、高レベルの耐熱性を必要とする用途、および耐油性とチッピングに対する耐性を活かして粉体塗装施設で使用されます。