ホイール・キャスターの分類
軽荷重、搬送装置、重荷重キャスタ
国際規格では、ホイールとキャスターを次の カテゴリに分類しています:
- 軽荷重ホイールと軽荷重キャスター
- 搬送装置用ホイールおよびキャスター
- 重荷重車輪およびキャスター



Blickle軽荷重ホイール・ キャスター
Blickle搬送装置用ホイール・ キャスター
軽荷重ホイールおよびキャスターならびに
コンパクトキャスターは、通常は屋内用で
す。最大速度 3 km/h で操作できるように設
計されています。耐荷重は最大 280 kg (軽荷
重ホイールと軽荷重キャスター) または最大
1,750 kg (コンパクトキャスター)。
転がり抵抗を減らしながら、操作性と走行
の滑らかさを最大化します。
通常は、医療機器、陳列台、工業用キッ
チン設備、および同様の用途に使用され
ます。
Blickle 軽荷重ホイールおよびキャスターと
コンパクトキャスターの耐荷重は、
DIN EN 12530 / ISO 22881 に準拠した回転台
試験を実施しています
主な試験条件:
- 速度: 3 km/h
- 温度: +15 °C ~ +28 °C
- 高さがホイール直径の3%に等しい障害物 のある硬い水平面。
- 試験期間: 障害物を横切る回数は、ホ イール直径の10倍 (ミリメートル) に相当 します
- 静止時間: 最大走行時間3分後に3分間
搬送装置用のホイールとキャスターは、屋
内および屋外の産業用途に使用されます。
最大4
km/hの速度で操作できるように設計
されています。
耐荷重は最大1,000 kg です。
搬送装置用のホイールとキャスターは、各
種の環境要因に耐性があり、ほとんどメン
テナンスが不要で、長期間適切に機能し
ます。
それらは通常、パレット、足場、廃棄物容器
などに加えて、あらゆる種類の機械および
装置に使用されます。
搬送装置用の Blickle ホイールおよびキャス
ターの耐荷重は、DIN EN 12532 / ISO 22883
に準拠した回転台試験を実施しています。
主な試験条件:
- 速度: 4 km/h
- 温度: +15 °C ~ +28 °C
- 次の高さで障害物がある硬い水平面: 軟質トレッド付きホイールの直径の 5 % (硬度 < 90 ショア A) 硬質トレッド付きホイールの直径の 2.5 % (硬度 ≥ 90 ショア A)
- 試験期間: 15,000回転で最低500回の障 害物横断
- 静止時間: 最大走行時間3分後に1分間
重荷重ホイールおよびキャスターは、高負荷
および / または高負荷用途に使用されます。
これらは非常に強固な設計になっていま
す。ホイール2個付きキャスター (双輪キャス
ター) は、著しく高い負荷がかかる用途に対
応するためにこの領域にも使用されます。
緩衝ばね付キャスターは、輸送中の振動発
生を回避する必要がある場合に特に適し
ています。
通常は、フォークリフトや産業用トラック、
組立および搬送システム、および同様の機
器で使用されます。
Blickle 重荷重ホイールおよびキャスターの
耐荷重は、DIN EN 12532 / ISO 22883に準拠し
て、速度4 km/h の回転台で試験を実施して
います。高速用に設計されたホイールとキ
ャスターは、DIN EN 12533 / ISO 22884に準拠
して耐荷重が試験されます。
以下に準拠する主な試験条件:
DIN EN 12532 / ISO 22883:
- 速度: 4 km/h
- 温度: +15 °C ~ +28 °C
- 次の高さで障害物がある硬い水平面: 軟質トレッド付きホイールの直径の 5 % (硬度 < 90 ショア A) 硬質トレッド付きホイールの直径の 2.5 % ( 硬度 ≥ 90 ショア A)
- 試験期間: 15,000回転で最低500回の障 害物横断
- 静止時間: 最大走行時間3分後に1分間
以下に準拠する主な試験条件: DIN EN 12533 / ISO 22884:
- 速度: 6 km/h、10 km/h、16 km/h、25 km/h (標準: 最大 16 km/h)
- 温度: +15 °C ~ +28 °C
- 次の高さで障害物がある硬い水平面: 軟質トレッド付きホイールの直径の 5 % (硬度 < 90 ショア A) 硬質トレッド付きホイールの直径の 2.5 % (硬度 ≥ 90 ショア A)
- 試験期間: 障害物を横切る回数は、ホ イール直径の5倍 (ミリメートル) に等し いです
- 静止時間: 最大走行時間3分後に1分間